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塗装方法の概要

塗装塗装方法には浸せき塗り(ディッピング、dipping)、はけ塗り、ロ-ラ塗りなどがあります。
噴霧法には、エアスプレーガンで代表される吹付け塗りがあります。これらの塗装方法はどのように行われているのか、主体となる塗装技能要素を含めて解説します。
塗料槽に被塗物をどっぷり浸け、引き上げて乾燥させる方式で、浸せき塗り、またはジャブ漬け塗りと呼ばれます。液体塗料と粉体塗料の浸せき塗りの原理図を図1-14に示します。粉体塗料の粉末粒子中に0.1 MPa程度の低圧で空気を送り込み、粒子を流動させます。この中へ加熱した被塗物を浸せきすると、被塗物と接触した粉体粒子は溶融、流動して塗膜になります。
水道バルブのような熱容量の大きい鋳造品に適します。粉体塗料にとって、空気はシンナーの役割を果たしています。はけ塗りは古くから行われてきた塗装方法であり、被塗物の形態に対しても適用範囲が広く、しかも、簡単な養生で塗装ができ、塗料をむだなく使えるエコ型塗装法です。しかし、熟練した技能がなければ美しく仕上げることができません。はけ塗りの基本は毛先で塗ることだと教えてもらっでも、なかなかうまくできません。訓練を十分に行って、技能を身につけましょう。