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美しいユニフォーム オリジナリティとは、「差異」のこと

uniform (13)ユニフォームは、組織のアイデンティティを示し、他組織と区別する機能を持つものである以上、「オリジナリティ」は重要な要素です。
ただし、単にデザインが奇抜だから、また、既製品でなくオリジナルデザインを採用したから、といってオリジナリティが表現できるというものではありません。
デザインよりむしろ、「ユニフォームを通じて表現される考え方」がオリジナルであるかどうかこそが重要なのです。
ユニフォームにおいてめざすべきオリジナリティとは、「世の中に同じものがまたとない」というような絶対的なものでなく、「他とどういう差異があるか」というような相対的なものといえます。
たとえば、先に紹介した自動車学校の例では、「競合する近隣の自動車学校に比べて、若々しくて活動的なユニフォームを採用した」という差異こそが「オリジナリティ」として価値を発揮しました。競合相手が判で押したようにブレザースタイルのユニフォームを採用している中でカジュアルなユニフォームを採用したからこそ、その差異=オリジナリティが引き立ったのです。
このとき採用されたブルゾンも、ブルゾンとしては決して奇抜なデザインではありませんでした。同じデザインのものをコンビニエンスストアやホームセンターが採用したとしても、おそらく違和感はないでしょうし、そればかりか新鮮な印象を与えることすらできなかったかもしれません。
ポイントは、競合するカテゴリーの中で、いかに差異性を表現するかということなのです。それを意識しなければ、的外れのオリジナリティに終わってしまうおそれがあります。