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一般庶民の相続に対する感覚

souzoku4資産を多く持ち、遺産相続に関連して骨肉の争いが生るようなテーマがドラマなどで取り上げられる事がよくあります。
相続税の非課税枠が下がったとは言え、一般庶民にとっては、東京都心に住居を所有している場合などを除いて、ほとんどの人が相続税を払わねばならないほどの相続を受ける事は少ないでしょう。
例えば、年老いた父親が亡くなり、母親が一人で実家に残された場合、法的には父親名義の資産は、母親が50%で、残り50%を子供が分ける事になりますが、そうした事を実際に行うのは、普通の子供の感覚では非常に考えにくいでしょう。
父親が亡くなっても、母親は父親名義の家に住み続け、また預貯金などがあったとしても、一人残された母親の将来を考えると、預貯金だけでも法定相続分だけ分けてくれなどとても言えるものではありません。こうした感覚が普通の庶民の親からの相続に対する感覚ではないでしょうか。

私の父が亡くなった時も、兄弟3人誰一人相続の話題など出す者は居ませんでした。しかし、母は預貯金の半分を大丈夫だからと子供に相続として分け与えてくれました。
わずかな額ではありましたが、母の気持ちを汲んで受け取り、私はそのお金を使わずに、母に何かお金が必要になった時の為に、別途預金しています。
資産が沢山ある訳ではありませんが、その資産相続を充てにする子供に育てる事がなかった両親に、むしろ感謝しています。